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ホーム  > 当院について  > 病院情報の公表(令和7年度)

病院情報の公表(令和7年度)

令和7年度 岡本石井病院 病院指標

集計項目

1)年齢階級別退院患者数
2)診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位 5 位まで)
3)初発の5大癌の UICC 病期分類別ならびに再発患者数
4)成人市中肺炎の重症度別患者数等
5)脳梗塞の患者数等
6)診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位 5 位まで)
7)その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

病院指標

年齢階級別退院患者数

年齢区分0~10~20~30~40~50~60~70~80~90~
患者数---162664167539539251

焼津市の高齢化率は30.7%と高くなっており、当院の入院患者も70才以上は82.4%となっております。
※焼津市ホームページ 令和7年度版統計やいづ(第109号)B-14高齢化人口より

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位 5 位まで)

診療科名:眼科 診療科コード:230
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢
020110xx97xxx1白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼2213.744.240.0076.00
020110xx97xxx0白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼1942.012.470.0075.14
020220xx97xxx1緑内障 その他手術あり 両眼174.006.830.0074.18
020220xx97xxx0緑内障 その他手術あり 片眼152.274.390.0082.33
020250xx97xxxx結膜の障害 その他手術あり112.002.750.0074.55

1番多い症例数は、白内障に対する治療です。当院は、乱視矯正に力を入れています。
乱視を適切に矯正する事で、手術後の裸眼視力とコントラスト(見える質)が向上します。そのため白内障手術(水晶体再建術)では、乱視矯正眼内レンズ(保険適応)を約80%使用しております。
また、全ての患者さんに詳細な術前検査と、丁寧な手術説明を行いますので、多焦点眼内レンズ希望の方も対応できます。
診療科名:循環器内科 診療科コード:350
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢
050130xx9900x0心不全 手術なし 処置1なし 処置2なし 転院以外5428.6717.310.0088.24
050050xx0200xx狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈ステント留置術等 処置1なし 処置2なし473.724.120.0074.70
0400802499x0xx肺炎等 75歳以上 手術なし 処置2なし2934.9316.106.9089.59
050050xx9920xx狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 心カテ検査+血管内超音波検査等 処置2なし223.093.260.0074.05
050050xx9910xx狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 心臓カテーテル法による諸検査等 処置2なし167.633.100.0073.06

動脈硬化が進行することで、心臓の血管(冠動脈:かんどうみゃく)が狭くなり動くと胸痛などの症状が出現する労作性狭心症(安静時の胸痛や1日に何度も胸痛発作を繰り返すものを不安定狭心症と呼びます)や、冠動脈が詰まってしまうことで強い胸痛が出現する心筋梗塞を起こすことがあります。心電図や心臓エコー検査、採血などで調べ、冠動脈CT等を行い狭心症の疑いが強いと判断したときに患者様と日程を決め心臓カテーテル検査を行っています。治療が必要と判断した場合、2,血管内治療(PCI)、4,5,カテーテル検査を行います。
診療科:脊椎外科 診療科コード:121
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢
070343xx01x0xx脊柱管狭窄(脊椎症を含む) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術等 処置2なし5729.2819.421.7571.07
160690xx02xxxx胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む) 経皮的椎体形成術5032.9620.040.0081.32
070341xx020xxx脊柱管狭窄(脊椎症を含む) 頸部 椎弓切除術、椎弓形成術等 処置1なし2620.7719.130.0074.12
160690xx99xxxx胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む) 手術なし2252.9518.994.5582.41
160690xx01xxxx胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む) 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術等1745.9429.725.8875.06

1,4,5,脊椎の変形や狭窄による痛みや麻痺を軽減するために、患者様の病態に合わせてプレートやスクリューを用いて固定する治療を行っています。
2,高齢者に多い骨粗鬆症や外傷による脊椎の圧迫骨折した部位に対して骨セメント等を注入することで早期に痛みを取ることができる治療法です。
3,手術が適応でない患者様には、コルセット装着・リハビリテーション等の保存的治療を行っています。
診療科コード:内科 診療科コード:10
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均年齢
0400802499x0xx肺炎等 75歳以上 手術なし 処置2なし1825.3916.100.0087.50
040081xx99x0xx誤嚥性肺炎 手術なし 処置2なし1650.8820.4912.5088.50
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症 手術なし1429.9313.4214.2978.57
050130xx9900x0心不全 手術なし 処置1なし 処置2なし 転院以外1225.6717.310.0092.17
060130xx9900xx食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 処置1なし 処置2なし--16.60--

内科の入院患者では、1,細菌性肺炎、2,誤嚥性肺炎、3,急性腎盂腎炎の順に多い患者数となっています。
当院では、急性期病棟で治療後、地域包括ケア病棟にてリハビリを実施し在宅復帰を目指した治療を行っていることから、平均在院日数が長めになっています。
診療科名:整形外科 診療科コード:120
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均年齢
070160xx01xxxx上肢末梢神経麻痺 神経剥離術等512.844.100.0071.12
070080xx97xx0x滑膜炎、腱鞘炎、軟骨などの炎症(上肢) 手術あり 副傷病なし132.155.900.0061.31
070160xx97xxxx上肢末梢神経麻痺 その他手術あり--5.55--
160690xx99xxxx胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む) 手術なし--18.99--
160980xx99x0xx160980xx99x0xx
骨盤損傷 手術なし 処置2なし
--18.59--

1,手根管症候群に対する治療が最も多くなっています。手根管症候群とは、手首にある手根管というトンネルを通る正中神経という 神経が圧迫されて生じる病気です。治療法は、手のひらに2cmの小切開をおき、母 指球に行く運動枝を確実に確認して手根管を開放しています。神経に癒着がある場 合は剥離を追加し、滑膜が多い場合にはアミロイドーシスなどの基礎疾患がないか 病理検査を追加しています。これ以外の部分では関節鏡を用いて切り残しがないよ うに神経を開放し、良好な手術成績をおさめております。
診療科名:糖尿病科 診療科コード:400
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均年齢
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症 手術なし1417.8613.4221.4385.50
0400802499x0xx肺炎等 75歳以上 手術なし 処置2なし--16.10--
060100xx01xxxx小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術等--2.56--
010060xx99x20x脳梗塞 手術なし 脳血管疾患等リハ等 副傷病なし--16.60--
160690xx99xxxx胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む) 手術なし--20.49--

総合・糖尿病内科では、地域包括ケア病棟において糖尿病教育入院を実施しておりますが、一般急性期病棟において急性腎盂腎炎等の治療を行っています。
診療科名: 脳外科・脊椎外科 診療科コード:122
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢
070343xx97x0xx脊柱管狭窄(脊椎症を含む) 腰部骨盤、不安定椎 その他手術あり 処置2なし1210.2515.270.0077.75
160690xx99xxxx胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む) 手術なし--18.99--
070350xx97xxxx椎間板変性、ヘルニア その他手術あり--15.89--
010060xx99x20x脳梗塞 手術なし 脳血管疾患等リハ等 副傷病なし--16.60--
010310xx97x0xx脳の障害(その他) 手術あり 処置2なし--17.28--

1~5,腰部脊柱管狭窄症等による慢性疼痛に対して疼痛緩和目的で脊髄刺激療法(SCS)を実施した症例です。

初発の5大癌のUICC病気分類並びに再発患者数

初発再発病気分類
基準(※)
版数
stageⅠstageⅡstageⅢstageⅣ不明
胃癌-18
大腸癌-----18
乳癌-1
肺癌---18
肝癌-1

当院では、乳腺外科・呼吸器内科・消化器内科の医師により、がんの早期発見に努めております。
また、高度急性期病院と連携し診療を行っております。

【初発の5大癌のUICC病期分類ならびに再発患者数の説明】
1.5大癌:胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌
2. 初発:自施設において当該腫瘍の診断と初回治療を実施した場合(他施設での治療経過後も含みます)
3. 再発:自施設・他施設を問わずに初回治療が完了した後、自施設にて患者を診療した場合や、治療がん寛解後に、局所再発・再燃又は新たな遠隔転移をきたした場合

成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数平均在院日数平均年齢
軽症---
中等症4132.9887.22
重症1030.8086.00
超重症---
不明---

成人肺炎診療ガイドラインA-DROPスコアによる分類であり、平均年齢は87才で中等度の患者が多い結果でした。
尚、誤嚥性肺炎・間質性肺炎・ウイルス性肺炎・院内肺炎は含まれておりません。

《A-DROPスコア》
A(Age)    :男性70歳以上、女性75歳以上
D(Dehydration) :BUN 21mg/dl以上 または 脱水あり
R(Respiration) :SpO2 90%以下(PaO 60torr以下)
O(Orientation) :肺炎による意識障害あり
P(Pressure)  :収縮期血圧 90mmHg以下

脳梗塞の患者数等

発症日から患者数平均在院日数平均年齢転院率
3日以内14167.2188.2912.50
その他10122.4083.504.17

急性期病棟で治療後、在宅復帰に向けて回復期リハビリテーション病棟でリハビリを実施しています。
そのため、平均在院日数は長くなっています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

診療科名Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢
眼科K2821ロ水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 等4070.011.900.0075.60
K2686緑内障手術(水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術)390.102.180.0077.36
K224翼状片手術(弁の移植を要する)110.001.000.0074.55
K2682イ緑内障手術(流出路再建術)(眼内法)-----

当院は、乱視矯正に力を入れています。
乱視を適切に矯正する事で、手術後の裸眼視力とコントラスト(見える質)が向上します。そのため白内障手術(水晶体再建術)では、乱視矯正眼内レンズ(保険適応)を約80%使用しております。
また、全ての患者さんに詳細な術前検査と、丁寧な手術説明を行いますので、多焦点眼内レンズ希望の方も対応できます。
診療科名Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢
脊椎外科K142-4経皮的椎体形成術52
3.94
27.230.0081.27
K1426脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成)44
2.25
22.980.0073.50
K1424脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(前方後方同時固定)42
3.74
27.622.3872.88
K1423脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定)17
4.0040.710.0068.71
K1422脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方又は後側方固定)16
5.9434.886.2573.12

当院では、日本脊椎脊髄病学会認定指導医が頚椎(首)から腰椎(腰)における脊椎疾患について適切な治療を行っています。
1:腰椎圧迫骨折等に行う手術で、身体への負担が少ない低侵襲手術です。
2~5:頚椎症性脊髄症、腰部脊柱管狭窄症、変形性腰椎症等に対する手術で疾患の場所・病態により、適切な術式を選択しています。
診療科名Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢
循環器内科K5493経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 等331.791.000.0074.33
K5973ペースメーカー移植術(リードレスペースメーカー)131.626.540.0082.69
K616四肢の血管拡張術・血栓除去術122.086.420.0074.00
K5483経皮的冠動脈形成術(アテローム切除アブレーション式カテーテル)121.082.830.0075.08
K5492経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症)-----

1.4.5:動脈硬化が進行することで、心臓の血管(冠動脈)が狭くなり胸痛などの症状が出現する狭心症や冠動脈が完全に詰まることで急性心筋梗塞に至る場合があります。その際にカテーテルという細い管を用いて、ステントを入れて血管を広げる治療します。また、アテレクトミーカテーテルは、先端に人工ダイヤモンドついており、これが高速回転(約20万回転/分)することによって詰まりを除去する治療法も行っています。
2,徐脈性不整脈(洞不全症候群、完全房室ブロック等)に対する治療です。
3:動脈硬化によって足の動脈が狭くなったり閉塞した場合、カテーテルを血管内に挿入して、バルーン(風船)で広げる治療法です。
診療科名Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢
整形外科K093-2関節鏡下手根管開放手術490.001.220.0071.22
K197神経移行術110.002.450.0071.27
K028腱鞘切開術(関節鏡下によるものを含む)----
K016動脈(皮)弁術----
K0802関節形成手術(手)----

上記は、手根管症候群・肘部管症候群・橈骨遠位端骨折や手指骨折・母指CM関節症や手関節リウマチについての手術実施ですが、その他腱鞘炎・関節拘縮・デュピュイトラン拘縮など手の疾患についての手術を行っています。
当院では、手から肘までの手外科の専門外来を行っていますので、詳しくはこちらをご覧下さい。
診療科名Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均年齢
脳外科・脊椎外科K1901脊髄刺激装置植込術(脊髄刺激電極を留置)241.257.630.0073.62

脊髄刺激療法(SCS)は、脊髄外腔に電極を留置し、微弱な電気パルスを送ることで痛みの信号を抑制する植込み型神経調節療法で鎮静効果を得ることができます。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

130100播種性血管内凝固症候群同一--
異なる--
180010敗血症同一--
異なる--
180035その他の真菌感染症同一--
異なる--
180040手術・処置等の合併症同一--
異なる--

当院は10症例未満であるため表示しておりません。

◆播種性血管内凝固症候群(DIC)
播種性血管内凝固症候群とは、様々な疾患が原因で全身の細血管内に無数に微小血栓ができたり出血が止まりにくくなる状態の重篤な病気です。
◆敗血症
敗血症とは、肺炎や尿路感染症等の感染症により重篤な臓器障害が引き起こされた状態の病気です。
日本版敗血症診療ガイドラインの基準を満たしている場合は、最も医療資源を投入した傷病名として選択する場合があります。
◆手術・処置後の合併症
数ヶ月前に行った手術した部位に感染症を起こすことが稀に発生しますが、適切な処置等により完治しております。

医療の質指標

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
18214780.77%

当院では、急性肺血栓塞栓症の発症を防ぐために弾性ストッキングや間欠的空気圧迫法及び薬剤等による予防対策を行っております。

血液培養2セット実施率

血液培養オーダー日数(分母)血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
998383.84%

血液培養とは、血液を採取して病原菌を特定するために実施する検査です。血液培養は1セットのみの場合の疑陽性による過剰治療を防ぐため、2セットで行うことが診療ガイドラインにより推奨されています。多くの病原体へ効果のある抗菌薬(広域スペクトラム抗生剤)を漫然と使用し続けると、次に抗菌薬を投与しても効かない状態となる場合があります(耐性菌の出現)。感染症を起こしている病原体を2セット以上の血液培養検査にて特定し、培養された病原菌に特に効果的な抗菌薬を選択して治療すると、より効率のよい完全な治療となり、結果的に耐性菌が生じにくくなります。当院の複数セット数は年々増加傾向にあります。
今後も耐性菌を作らず最適な感染症治療を行うために血液培養検査は2セット以上実施していきます。感染症診療において原因となる微生物を特定し、それに対する治療を行うことは大変重要なことです。特に経験的治療として幅広い範囲の細菌を標的として抗菌薬を開始する場合は、投与開始前に培養検査が必要とされています。当院におきましては、広域の抗菌薬を使用する際には事前に各種培養検査を行っており、原因菌が判明後は標的治療として狭域の抗菌薬へ変更を行うことで確実な効果が得られるとともに耐性菌の出現をできるだけ抑えるよう尽力していきます。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
524178.85%

感染症診療において原因となる微生物を特定し、それに対する治療を行うことは大変重要なことです。特に経験的治療として幅広い範囲の細菌を標的として抗菌薬を開始する場合は、投与開始前に培養検査が必要とされています。当院におきましては、広域の抗菌薬を使用する際には事前に各種培養検査を行っており、原因菌が判明後は標的治療として狭域の抗菌薬へ変更を行うことで確実な効果が得られるとともに耐性菌の出現をできるだけ抑えるよう尽力していきます。

転倒・転落発生率

退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
687631722.50%

当院における入院患者の特徴として、認知症高齢者やADLが低下している高齢者の割合が高く転倒対策を施していても転倒の発生率は高い傾向にあります。
そのため、転倒対策では、転倒予防ではなく転倒による影響の軽減を目指しています。

転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率

退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
---

当院で日常的に発生するヒヤリハットや軽微なエラーの中で、転倒・転落が占める割合は約25%程度である。その中で3a以下の患者の影響度が低い転倒・転落が98.5%であり、3bの転倒は1.5%と、転倒からの影響の最小化対策の効果と考えております。

※分子の値が10件未満と小さく、医療の質として良好な結果ですが、値が小さすぎるため「-(ハイフン)」で表示しています。

手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率

全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
19719699.49%

手術部位感染を発症すると入院期間の延長や費用の増大など患者様にとってのデメリットが大きいため、予防対策の1つとして抗菌薬予防投与があります。当院では、安心して手術を受けられる環境を強化しています。

d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率

退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
65826580.09%

栄養アセスメントとは、身体測定、血液検査データ、食事摂取状況、身体状況、病歴、心理状態などをもとに、管理栄養士が患者様の栄養状態を総合的に評価することです。アセスメント(評価)をもとに、疾患や低栄養、肥満などの栄養学的問題について、栄養ケアプランを作成します。具体的には、栄養補給方法や食形態、食事内容を決めていきます。当院では、エネルギーや栄養成分の制限がない食事「一般食」と、疾患や特定の症状を改善・緩和するために、栄養バランスを特別に調整した食事「治療食」を提供しています。例えば、糖尿病患者様には、エネルギーや糖質量を調整した糖尿病食、高血圧症の患者様には、塩分を調整した減塩食を提供しています。低栄養状態、特にたんぱく質が不足した状態では、感染症にかかりやすく、骨折や術後の回復が遅くなりやすいため、適切な栄養管理が必要になります。入院中は定期的にアセスメントをし、患者様の身体状況に対して栄養ケアプランが適切であるかを再評価し、栄養面での継続的な治療を行っております。

65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合

65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
142790763.56%

栄養アセスメントとは、身体計測、血液検査データ、食事摂取状況、身体状況、病歴、心理状態などをもとに、管理栄養士が患者様の栄養状態を総合的に評価することです。
アセスメント(評価)をもとに、疾患や低栄養、肥満などの栄養学的問題について、栄養ケアプランを作成します。具体的には、栄養補給方法や食形態、食事内容を決めていきます。当院では、エネルギーや栄養成分の制限がない食事「一般食」と、疾患や特定の症状を改善・緩和するために、栄養バランスを特別に調整した食事「治療食」を提供しています。例えば、糖尿病患者様には、エネルギーや糖質量を調整した糖尿病食、高血圧症の患者様には、塩分を調整した減塩食を提供しています。低栄養状態、特にたんぱく質が不足した状態では、感染症にかかりやすく、骨折や術後の回復が遅くなりやすいため、適切な栄養管理が必要になります。入院中は定期的にアセスメントをし、患者様の身体状況に対して栄養ケアプランが適切であるかを再評価し、栄養面での継続的な治療を行っております。

身体的拘束の実施率

退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
3210722657.05%

身体拘束は、人間の生活の自由を制限する行為であり、人間の尊厳を阻むものです。
緊急やむを得ない場合で、必要と判断された時のみ実施されるため、身体拘束が適正に行えているか身体拘束最少化チームの医師、看護師、他職種でラウンドを実施、検討し、最少化に努めています。
更新履歴:2026.09.26