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脊椎外科

スタッフ紹介

担当略歴資格
長張 浩昌・東邦大学医学部卒業
・牧野記念病院にて前期研修修了
・東邦大学医療センター大橋病院
 整形外科 /脊椎脊髄センター
・平和病院 横浜脊椎脊髄病センター
・けいゆう病院 脊椎・脊髄センター
・牧野記念病院横浜せぼねセンター 前センター長
・日本整形外科学会専門医
・日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
・日本骨粗鬆症学会認定医
・日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医
山本 祐太朗日本脳神経外科専門医・指導医
日本脊髄外科学会認定医

曜日月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日
(受付時間)午前8:30-12:00
(診療時間)午前9:00-12:30
(受付時間)午後1:00-5:00
(診療時間)午後1:30-5:30

<休診日>2022年12月28日(水)PM
外来は完全予約制です。診察希望の方は事前にお電話か直接受付にてご予約を賜ります。
紹介状をお持ちの方は事前にお知らせ下さい。
お問合せ : 054 - 627 - 5585

はじめに

2021年6月より、新たに脊椎外科を開設しました。
当院では、日本整形外科学会専門医・日本脊椎脊髄病学会認定指導医・日本骨粗鬆症学会認定医の資格を有する医師が、脊椎・脊髄疾患に対する専門的治療を行っており、腰痛・肩こり・手足の痛みやしびれ(痺れ)、神経麻痺、歩行困難(歩行障害)など様々な症状でお悩みの患者様に幅広く対応しております。

⇒主な自覚症状については、下記『参考)脊椎・脊髄疾患で多い自覚症状』をご参照ください。

腰痛・肩こり

厚生労働省が2019年に行った国民生活基礎調査によると、症状別有訴者率は男性で「腰痛」が第1位、「肩こり」が第2位、女性で「肩こり」が第1位、「腰痛」が第2位と、腰痛や肩こりは男女ともに高い有訴者率を占めています(図1)。これは、日頃から「腰痛」や「肩こり」でお悩みになっている患者様がとても多いということを表しています。

(図1)2019年 国民生活基礎調査の概況 『性別にみた有訴者率の上位5症状』 
⇒2019年 国民生活基礎調査の概要 - 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp › saikin › k-tyosa › k-tyosa19

脊椎と対象疾患

「脊椎」というのは、身体の首(後頭部の真下)からお尻のあたりまで長く連なる「せぼね(背骨)」のことを指します。「脊椎」の中には、脳から連なるとても重要な臓器である「脊髄」や「馬尾神経」が位置しています。当科ではこのような臓器を対象としているため、対象となる疾患は多岐にわたります。
<主な対象疾患>
◆頚椎疾患◆◆胸椎疾患◆
・頚椎椎間板ヘルニア
・頚椎後縦靭帯骨化症
・頚椎症性神経根症
・頚椎症性脊髄症
・頚椎症性筋萎縮症
・首下がり症候群
・胸椎圧迫骨折
・胸椎後縦靭帯骨化症
・胸椎黄色靭帯骨化症
◆腰椎疾患◆◆その他◆
・腰椎圧迫骨折
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症
・腰椎分離・すべり症
・腰椎変性すべり症
・腰椎椎間孔狭窄症
・腰椎変性側弯症
・骨粗鬆症性椎体骨折
・脊椎圧迫骨折
・脊椎破裂骨折
・脊椎脱臼骨折
・化膿性脊椎炎
・化膿性椎間板炎
・原発性脊椎腫瘍
・転移性脊椎腫瘍
・脊髄腫瘍
・リウマチ性脊椎炎
・特発性側弯症
・変性側弯症
・変性後側弯症
・成人脊柱変形
       など

※多くの疾患の中から抜粋して掲載しております。ご不明点・ご質問等がございましたら、お気軽にご相談ください。

脊椎と骨粗鬆症

高齢化社会を迎えている日本では、脊椎の骨折である「圧迫骨折」を多く見かけます。高齢になると骨の強度が徐々に低下し、転倒(尻もちなど)・咳・くしゃみといった軽微な外力によって簡単に背骨が骨折を起こし、背中が丸くなってしまいます。このようになると、生活の質が低下し、日常生活動作が困難となり、要支援や要介護の状態となってしまうケースもあります。

65以上の要介護者等の介護が必要となった主な原因には、常に『骨折・転倒』が上位にランクインしています。骨の量が減少し、骨折の危険性が増大した状態を『骨粗鬆症』といい、高齢者の骨折の主な原因となります。当科では、日本骨粗鬆症学会認定医が、皆様の骨の健康を保つために的確な治療とアドバイスを行っております。
2019(令和元)年
現在の要介護度第1位第2位第3位
要支援者関節疾患高齢による衰弱骨折・転倒
要介護者認知症脳血管疾患(脳卒中)骨折・転倒
注:「現在の要介護度」とは、2019(令和元)年6月の要介護度をいう。

(図2)2019年 国民生活基礎調査の概況 『現在の要介護度別にみた介護が必要となった主な原因(上位3位)』より抜粋
⇒2019年 国民生活基礎調査の概要 - 厚生労働省https://www.mhlw.go.jp › saikin › k-tyosa › k-tyosa19

最後に

多くの患者様は、各々に異なった環境の下で生活をされています。それ故、痛みの感じ方や、来院される目的も多種多様であります。私たちは、『病気』だけではなく、患者様やそのご家族様の置かれている『社会的状況』や『心理的状況』にも目を向け、適切なアドバイスや治療方針をご提案させて頂きます。

診療に際しましては、丁寧で分かり易い説明を心掛けて参りますが、ご質問やご不明な点がございましたら、どうぞお気軽に担当医もしくはお近くのスタッフまでお声かけ下さい。
脊椎・脊髄疾患で多い自覚症状

腰痛
肩こり
首の痛み
手足(脚)のしびれ
手足(脚)の痛み
手足(脚)の違和感
手足(脚)がビリビリ・ジンジン・ヒリヒリする
手足(脚)の感覚がない
手足(脚)の感覚が鈍い
知覚障害
お尻(臀部)の痛み
脚の痛み
肩の痛み
背中の痛み
歩くと脚が痛くて歩けない
歩きにくい
歩行困難
歩行障害
手が使いにくい
腕が挙げにくい
など


※上記のような症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。