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胆膵内科のご案内

2026年4月より胆膵内科を新設しました。

国の報告によると、日本人の約3%が膵臓癌にかかります。
罹患頻度は少ないのですが、減ることはなく、常にじわじわと増えています。
また、膵臓癌はお腹の中の癌で、唯一、死亡率が改善されておらず、膵臓癌の発見=すでに手遅れのことが多いです。
しかし、癌が膵臓にとどまる状態で発見され、外科的治療がなされれば40%以上の患者さんで根治が得られます。
ゆえに膵臓癌の危険因子がある方を同定し、早期発見に努めることが極めて重要になります。
膵臓癌の危険因子は、膵癌家族歴(親・兄弟・お子さんに膵癌が二人以上)、膵嚢胞性疾患、喫煙、ピロリ菌感染、糖尿病、肥満、赤肉摂取、大量飲酒常用などです。当院では、膵臓の精密検査および経過観察には、
膵臓の全体をみるためにMRI(もしくは造影CT)を、局所をみるために超音波内視鏡(EUS)を用いています。
2026年4月から富士フィルム社製の超音波内視鏡を2種類導入しました。
ラジアルタイプの超音波内視鏡は、通常の胃カメラ観察機能に加えて超音波観察機能を有しています。食道、胃、十二指腸、膵臓、胆管、胆嚢をまとめて観察可能です。特に、膵臓や胆管、胆嚢に対する詳細な観察に威力を発揮します。この検査は、通常の経口胃カメラと同様の手順で行う最中に膵臓、胆管、胆嚢も同時に観察するイメージです。
鎮静剤を用いて行います。
コンベックスタイプの超音波内視鏡では、超音波ガイド下にさまざまな処置が可能です。
代表的な処置は超音波内視鏡ガイド下の針生検(EUS-FNAB)です。
消化管壁や周囲臓器に腫瘍性病変が疑われた際に、細い針を病変に刺して細胞組織を吸引します。最も精度の高い組織診断方法といわれています。
当院にて、この超音波内視鏡とMRIを使用し、膵臓がんをはじめとする膵臓・胆嚢・胆管の疾患の早期発見を目指した膵臓ドックを開設いたしました。上記の膵臓癌の危険因子に心当たりのある方、胆嚢や胆道、膵臓に不安のある方は、膵臓ドックや当院消化器内科(坂 哲臣 医師)をご受診ください。
岡本石井病院代表:054-627-5585